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朝日印刷、マレーシアのラベル&パッケージなど手がける企業を子会社化

朝日印刷(株)は2023年10月31日付けで、マレーシアの印刷会社「Kinta Press & Packaging (M) Sdn.Bhd.(以下「KPP社」)」の株式65.0%を取得し、同社を子会社化した、と発表した。

KPP社は、マレーシアで高価格帯の化粧品・食品向け製品を中心に幅広い製品群のコンセプト作成から製造・納品までを行う企業として、同国において確固たる地位を確立。また、高度な技術と製造ノウハウにより、マレーシア国内外において強固な顧客基盤と信頼関係を築いている。

同社の主な事業内容は、高級産業用包装材、箱、ラベルなどの印刷。設立は1984年8月1日で、売上高は、RM 57,677,031(概算18億1,600万円)(2022年度)で、従業員数は約240人。

朝日印刷では、KPP社の子会社化により、同社の完全子会社でありマレーシアを製造拠点とするHarleigh (Malaysia) Sdn.Bhd.及び Shin-Nippon  Sdn.Bhd.との協業並びに、同社と連携した営業提案活動等によるグループ全体でのシナジーを創出。中期経営計画の更なる推進及び企業価値向上に向け邁進していく、としている。

なお、同グループは、「包むこころを大切にし、安心・安全と美を追求した商品・サービスを提供することで社会に貢献します。」をミッションに掲げ、医薬品・化粧品包材(パッケージ・添付文書・ラベル等)の製造・販売を展開。印刷包材事業及び包装システム販売事業を中核に、業容の拡大、企業価値の更なる向上を目指している。

2022年に策定した、2024年度までの目指す姿を示す中期経営計画「AX2024」において、「海外事業推進」を重要な事業戦略の1つとして掲げ、ASEANでの事業拡大に取り組んでいる。

 

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