月曜日, 12月 2, 2024
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OSP、使用済み剥離紙100%で表面基材「剥離回リサイクルラベル」開発

大阪シーリング印刷㈱(大阪市天王寺区小橋町、松口正社長、☎06-6762-0001)はこのほど、使用済みの剥離紙を100%表面基材に使用した環境配慮型製品「剥離紙リサイクルラベル」の開発に成功したことを発表した。10月に江東区有明の東京ビッグサイトで開催された「JAPAN PACK2023日本包装産業展」の同社ブースで参考出品として初披露しており、来場者から一定の反響を得た。正式な上市は現在未定としながらも、今後早期に社会実装を目指していく。

シール・ラベルに欠かせない剥離紙について、大阪シーリング印刷は使用後の有効活用策を探りリサイクル技術の研究開発を進めてきた。2022年には、使用済み剥離紙を100%採用した再生紙の開発に成功。剥離紙を紙基材に再利用するリサイクル技術で、紙バッグを製作している。 使用済み剥離紙の利活用についてはこれ以外に、OSPグループ内の工場で熱源として利用するサーマルリサイクルとしての運用も。また足元では、使用済み剥離紙の資源循環を普及促進していく(一社)ラベル循環協会(J-ECOL)の設立メンバーの一角として、新たな剥離紙利用への取り組みを進めている。

続きは2023年12月15日号で

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