(公社)日本印刷技術協会(塚田司郎会長)は来年2月14日㈬から16日㈮までの3日間、東京都豊島区東池袋のサンシャインシティ文化会館で「page2024」を開催する。37回目を数える同展の今回のテーマは「連携」。「展示会」「カンファレンス」「セミナー」を主体に構成する同展のうち、出展各社の先進機器や技術、サービスやソリューションが披露される展示会は、118社423小間(12月4日現在)の規模を予定している。
カンファレンスとセミナーについては、展示会前の2月5日㈪から13日㈫までの実施とし、ライブ配信形式で実施。前者は▽24年度予想▽事業創造▽AIデザイン生成、などをテーマに6本を、また後者は▽生成 AI活用によるデザイン制作・動画ビジネス▽異業種連携・新事業開発▽キャラクタービジネス、などに関わる5本を企画する。
12月4日には記者発表会を実施。その中で今回、ポスターを2案採用し「CMYKとRGBの混在入稿という次世代ワークフローで挑む」と説明。連携のテーマ設定について郡司秀明専務理は「これだけの設備がある、こんなデジタル印刷機がある、高色域印刷ができる、合理化してこれだけ値段も安くなる。特徴があっても口を開けて待っていては難しい。ビジネス化するには多様な会社の多様な技術を使い得意分野と連携することだ」と力説した。
2023年12月1日号掲載