㈱メッセ・デュッセルドルフ・ジャパン(東京都千代田区紀尾井町、小原暁子社長、☎03・5210・9951)は10月30日、東京都新宿区市谷八幡町のTKP市ヶ谷カンファレンスセンターで「drupa2024」(独メッセデュッセルドルフ主催)について説明会を実施。同展ディレクターを務めるサビーネ・ゲルダーマン氏が来日し、印刷の祭典の見どころを解説した。
drupaの前回実地開催は2016年で、50カ国以上から1800社が出展し、180カ国から26万人が会場となるメッセデュッセルドルフに詰めかけた。8年ぶりの実地開催となる今回、10月時点で48カ国のサプライヤーらが出展を表明。日本からの参加は41社で、展示面積は14万㎡のうち1万8000㎡を占める。
ゲルダーマン氏は「出展者は欧州企業が目立つものの、現地支社からの申し込みもあると踏まえるならば日本企業の存在感は非常に高い」とした。 会場となる全24ホールのブース配置はすでに決定されており、デジタル印刷機の主要サプライヤーなど分野ごとに集中して製品・ソリューションを視察可能。特設コーナーも設けられ、「持続可能性」「スタートアップ企業との接点構築」「包装」といった広範にわたるトレンドを汲んだ最新情報の収集に有用となっている。 業界トレンドの明日を占う講演も50セッションほどを予定。伸長を続けるアジア市場のトピックも多々扱われるという。
同展の会期は、24年5月28日㈫から6月7日㈮まで。参加費用は、5日間チケットの場合は255ユーロとなっている。来場の申し込みは公式ホームページから。
ラベル新聞2023年11月15日号に掲載