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三起機械、2月26日から約2週間、本社工場で内覧会を開催

【ラベル新聞2024年2月1日号_2面に掲載】

三起機械㈱(大阪府東大阪市高井田中、石川智規社長)は2月26日㈪から3月8日㈮までの約2週間、本社工場で内覧会を開催。同内覧会では、凸版間欠機「MAX-300」をはじめ、印刷機や後加工機など10機種について、実演を交えつつ各機能を紹介する。

期間中に出品を予定しているのは、次の10機種。

①凸版間欠機「MAX-300」

②ライン型凸版輪転機「SFP-250」

③フレキソ機「SRX-250」

④箔加工装置「DHX-300」

⑤間欠ロータリー打ち抜き機「SRD-300」

⑥ピールスリッター加工機「SL-350」

⑦折り加工機「FF-330」

⑧自動ラベル検査装置「SNV-300」

⑨カッティングプロッタ

⑩ロータリーシートカッター

このうち凸版間欠機「MAX-300」は、「コンパクト&フルサイズ間欠機」といった新コンセプトのもと、操作性やメンテナンス性を中心に改良。機体の全高を従来の1,500mmから1,400mmへ変更できるオプションを追加する。

また自動見当維持装置に関しては、左右方向のみならず天地方向の見当も自動調整する仕様としてオプション設定できるように変更を施すとしている。

同社は「ラベルの製造現場では近年、女性オペレーターの雇用が進んでいる。このような現状を鑑み、MAX-300を女性にも扱いやすいようなオプションを設定した。機体の全高を下げることで、インキツボの調整などに関する視認性・操作性を向上。また給紙ロールも高く持ち上げることなくセットできる」と説明する。

フレキソ機「SRX-250」は、「ニアポジション機能」を標準装備したことにより、初期印刷位置合わせをスムーズ化。「自動見当保持機能」も搭載するなど、ユーザーフレンドリーなフレキソ機と位置づけている。

このほか、後加工機を多数紹介。箔加工装置「DHX-300」は、下からの突き上方式に加え上からの押し付け方式もラインアップ。ピールスリッター加工機「SL-350」は、手間のかかるリード紙加工を機械が自動的にこなす仕様となる。

後加工機を多く紹介する目的として、同社の担当者は「生産効率の向上には〝仕上げ工程の自動化〟が効果を発揮する。これまで人の手に依存していた作業を機器で代替することにより、人件費の削減と作業の効率化を実現。内覧会ではこれらのソリューションを提案する」とコメントしている。

 内覧会の申し込みは同社営業部(☎06・6787・0161)まで。

写真は、フレキソ機「SRX-250」の印刷ユニット部

 

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