木曜日, 12月 12, 2024
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日本製紙、連結子会社の十條サーマルを完全子会社化

 日本製紙株式会社(社長:芳賀義雄)は、連結子会社の十條サーマル社(Jujo Thermal Oy、社長:三宅純生、本社:フィンランド・エウラ市)について、共同出資会社のアールストローム(Ahlstrom Corporation、社長:Jan Lang、本社:フィンランド・ヘルシンキ市)と同社が所有する全株式持ち分を昨年12月末に買い取ることで合意。これにより、十條サーマル社は同社の100%子会社となった。

 十條サーマルは、日本製紙の技術協力により、フィンランド南西部のカウツアで感熱紙の生産を展開。世界の感熱紙需要が堅調に推移する中、十條サーマルは三大市場の一つである欧州市場に感熱紙を供給する、同社の重要な事業拠点となっている。今回、十條サーマルを同社の完全子会社とすることで、日本製紙グループにおける情報・産業用紙事業の有機的連携を深めるとともに、十條サーマルの競争力を一層強化していく方針にしている。

 【十條サーマルの概要】 

  (1)会社名 Jujo Thermal Oy

 (2)代表者 三宅 純生(みやけ すみお)

 (3)所在地 フィンランド エウラ市(カウツア地区)

 (4)設立年 1992年7月

 (5)資本金 12,610千ユーロ(約18億円)(日本製紙50%、アールストローム50%)

 (6)事業内容 感熱紙等の生産・販売

 (7)売上高 82,482千ユーロ(2012年)

 (8)生産能力 7万2千トン/年 

 (9)生産設備 マシン2台、コーター2台(うちカーテン・コーター1台) 

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