金曜日, 3月 7, 2025
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ラベル新聞メールニュース[2025年2月3日] 「ラベル新聞」2月1日号発刊しました!

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ラベル新聞メールニュース[2025年2月3日]
発行:ラベル新聞社
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皆さんこんにちは。ラベル新聞社メルマガ編集部です。
1月中旬から、国内外で大きなニュースが立て続けに発生しています。
中でもラベル業界に波及しそうなのが、1月21日にスタートした第2次
トランプ政権。発足後、メディアを前に執務室で次々と大統領令に署名
するシーンを公開し、前政権の政策に対するネガティブな発言とともに
それらを覆して突き進みます。これが米国民の望むリーダーシップの姿
かもしれないのですが、いささかパフォーマンスが過ぎるような気が。
米国第一主義を標榜し、貿易では追加関税をちらつかせて交渉を強行。
特にこれまで親米だったカナダや米国産業を底支えしてきたメキシコは
対抗措置を辞さない構えを示しています。強い力は多くの人を魅了する
一方で、その反動はとてつもなく大きいもの。順風満帆の時にこそ嵐を
見据えた日々の言動・行動が重要と杞憂してしまうのです。
◇◇◇
影響力の大きなメディアのはずだったフジテレビが窮地に立っています。
スキャンダルの詳細は門外漢のため本稿で触れませんが、規模の違いは
あれど同じメディアの立場から思うのは「報道部門は今後、取材活動が
難しくなり、その内容も説得力を欠くことを覚悟しなければならない」
という点。同局は過去、バラエティーやドラマなどで高い視聴率を保ち、
タレントとアイドルが出演を心から望む憧れの存在でした。同局社員に
なることは大層誉れだったのでは。しかし時代は流れ、電子媒体による
ニューメディアをはじめSNSや動画サイトが台頭し、テレビが情報伝達
の最前線でなくなると、その影響力も低下。そして今回のように大きな
問題が明るみになった際、従来と同様に強い立場と錯覚し続けた結果、
初期段階の対応を誤り視聴者やCMクライアントの信頼を失うといった
厳しい局面を迎えてしまったのです。同局が今後、信頼回復のために、
体制はもちろん社内意識の改革が強力に求められることでしょう。
◇◇◇
「大いなる力には、大いなる責任が伴う」。古代ギリシアの格言ですが、
2000年以上が経過した現代でもあらゆる場面での教訓として伝えられて
います。米国や中国、ロシアなどの大国たちは、その強大な力を地球の
未来に活用しているのか。グローバルマーケットのリーダーに成長した
企業は今後、市場の将来をどのようにとらえているのか。そして企業の
経営者は、自社の発展にどのような人たちの努力と理解があったのか…。
「自分に与えられた力は本物か」という自問自答により、力ある立場の
人物はおのずと日々の言動が定まると思うのです。

===============================メルマガINDEX
1) 2025年2月1日号の見どころ
2)  「ラベルエキスポ東南アジア2025視察ツアー」募集中
3) 「日本のラベル市場2025」事前予約受け付けています
4) メルマガ企画「あのとき」#95/1983年2月1日号から
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◇◆◇1) ラベル新聞2025年2月1日号の見どころ◆◇◆

1面ではシリウスビジョンが発表したバーコード印字の品質グレードを
検査する新機能について「バーコード品質検査、追加可能に」の見出し
で掲載しました。既設の同社製検査装置にオプションとして実装可能。
バーコードの印字品質は「国際規格の測定方法に準じる」「これに基づく
性能を備える検証機・器」であることが求められます。同機能はこれら
を同時に担保可能とのこと。特に医療医薬や医療機器分野向けでは認識
ミスが許されないため、グレード検査を一部納品時の必須条件に定めて
いるほか、全国展開する小売店舗や物流拠点では不特定多数の読み取り
装置が介在する環境でも確実性の高い管理を目的に高品質なバーコード
が推奨されています。同社ではこれらのニーズに対応するオプションと
しての需要を期待しています。

▼そのほかの掲載内容はこちら▼
1. 精英堂印刷「シールラベルコンテスト受賞企業に聞く5年連続最高位」
2. エプソン「複数ジョブを1ロールに一括印刷 自動化サービス開始」
3. ハッチカラー「トップインタビュー カラーマネジメント技術を開発」
4. 武藤工業「環境配慮型IJP誕生 UV硬化性水性インク搭載」
5. 組合、関連団体「各地で賀詞交歓会 さらなる成長誓い合う」
6. インフォーママーケッツ「特別寄稿 北米・南米市場の動向」
7. TBM「東北LIMEX工場へ初潜入 ラベル基材などシート製造が7割」

◇◆◇2) 「ラベルエキスポ東南アジア2025視察ツアー」募集中◆◇◆

ラベル新聞社は、来年5月に実施する「ラベルエキスポ東南アジア2025
視察ツアー」の参加者を募っています。同展示会は5月8日(木)から
3日間にわたり、タイ・バンコクのBITECで開催。世界各地域のラベル
関連サプライヤーが最新の資機材を出品することからも、アジア市場の
方向性を探る機会となります。企画ツアーは通訳帯同のエキスポ視察に
加え、中国大陸やアジア地域へ展開するシンメトリック(本社・台湾)
の現地生産工場を訪問。また市場視察や懇親会なども行われる予定です。
ツアー日程は5月6日(火)から10日(土)までの4泊5日間。旅行
旅行代金は33万4,000円(諸税別)です。

ツアーの問い合わせはラベル新聞社(TEL:03-3866-6577)、申し込みは
近畿日本ツーリスト(TEL:03-6730-3220)まで。
3月3日(月)までの締め切りですのでお早目のご応募を。成長著しい
東南アジアのラベル市場を体感してみませんか?

◇◆◇3)「日本のラベル市場2025」事前予約受け付けています◆◇◆

ラベル新聞社では現在、3月24日(月)に発刊する「日本のラベル市場
2025」について、事前予約を受け付けています。本書はラベルをはじめ
印刷や包装分野に対し、独自に収集したデータを分析。出荷推移や今後
の需要動向をグラフで提示します。特に環境配慮型ラベルのニーズ拡大
に基づき、ライナーレスラベルをはじめ、再生樹脂やバイオマス配合、
FSC森林認証紙を基材に採用したラベルなどの比率を掲載。このほか、
ラベルの需要分野や印刷会社の動向といったデータも深掘りして、更新
情報を伝えます。掲載内容は次の通り。

1. 日本のラベル市場
2. ラベルの需要動向
3. ラベル印刷会社
4. 主要ラベル印刷会社
5. 印刷用粘着紙
6. ラベル印刷機
7. ラベル用周辺資機材
8. 世界のラベル市場

体裁は並製本A4判で200ページを予定。定価は3万円(税別)、送料は
全国一律600円です。さらに3月23日(日)までの予約特典として、
「ラベル資機材企業総覧2025」(CD-ROM版)を付属します。
ネットでのご購入は次の通り。
———————————————————–
https://m2-v2.mgzn.jp/sys/rd.php?m=T14qd6QijrwtTtMRpEq5NvT
———————————————————–
問い合わせはラベル新聞社販売部(TEL:03-3866-6577)まで。
ラベル市場の現状把握に最適の書籍です。

◇◆◇4)「あのとき」#95/1983年2月1日号から◆◇◆

半世紀以上のアーカイブから業界の「あのとき」を紐解く企画。95回は
今から32年前、1983年2月1日号を振り返ります。
◇◇◇
1面のトップでは「九州シール印刷協同組合が発足」を取り上げました。
当時の全日本シール印刷協同組合連合会で7番目の組合となり、沖縄を
含め42社が加入。前身の九州シール印刷工業会が2度にわたる設立総会
を行い、晴れて発足に至りました。九州地域はかつて全国でラベル印刷
会社が多く、さらに東京や大阪の企業による進出も相次いでいました。
そんな中で、九州のラベル印刷会社有志が大阪協組の西村純一専務理事
および北村喜太郎氏(北村三昌館社長)を講師に招き「技術研修会」を
開催したところ、大盛況に。そこで定期的に技術研修会を行うためには
組合組織化が必要となり、工業会を経て九州協組の設立となったのです。
初代理事長には栄光印刷社長の中村昭治氏が就任。中村理事長は「地域
ラベル業界の活性化と技術の向上発展、相互扶助の精神などを実現する
ため、困難にひるまず猛進する」とコメントしました。同協組は毎年、
技術研修会を盛大に開催しており、また歴代の理事長は「相互扶助」の
重要性を説きます。同協組の設立当時に掲げた精神は、30年以上の時を
超えて組合員の中に息づいています。

▼このほか、掲載内容はこちら(名称等は掲載当時のまま)▼
1. 本紙「『シール印刷業70年史』編さんを提案 シール資料館の建設も」
2. 小船鉄工所「ロータリーカッター タック紙専用機を開発」
3. サトー「サーマル方式の値札電子プリンタを開発」
4. ニチバン「10年ぶりに復配へ 新経営陣でスタート」
5. 渡辺抜型製作所「『抜型と斑取要因』高精度・高速化に耐える抜型」
6. アルト「連続温度感知記録紙 裏紙剥がして貼るだけ」
7. 平野酒造「必勝達磨ラベルで清酒拡販 ネックラベルに粘着採用」

ラベル新聞が報道した50年以上にわたる業界の「あのとき」。CD-ROMが
そろっています。
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2021年以降のCD-ROM→ https://m2-v2.mgzn.jp/sys/rd.php?m=X14qd6QijrwtTtMSF55iKLX
2020年以前のCD-ROM→ https://m2-v2.mgzn.jp/sys/rd.php?m=114qd6QijrwtTtMTUvKvI21
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次回のメルマガ配信は2月17日(月)を予定しています。
またお目にかかりましょう!
世界とラベル業界によいニュースが満ちていますように。
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■発行:
ラベル新聞社
〒101-0031 東京都千代田区東神田3-1-13 神田浅草橋ビル4階
TEL: 03-3866-6577
FAX: 03-3866-0105
E-mail: info@labelshimbun.com
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