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(一社)静岡UP、小学生が描いたオリジナルラベルの「焼きたたみしらす」を発売

一般社団法人静岡UP(海と日本プロジェクトin静岡県)は1月26日、しらす加工の老舗「カネナカ商店」とコラボし、小学生が描いたオリジナルラベルを貼付した「焼きたたみしらす」を発売した。

同コラボ企画で使用されたラベルは、2023年夏に実施した海と日本プロジェクトin静岡県のオリジナルイベント「キッズサマースクール」で“しらす”について学んだ小学生が描いたもの。次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環として、展開された。

静岡UPは2023年夏、静岡県の小学5・6年生を対象とした海を学習するプログラム「キッズサマースクール」を開催した。同イベントは「駿河湾 東へ西へ調査隊」と題し、第1弾では県内全域から選ばれた19名が、駿河湾の西側に位置する静岡市の用宗エリアを舞台に、静岡県が全国トップクラスの漁獲量を誇る“しらす”について深掘り学習しながら、今、駿河湾に起きている環境変化を学ぶというもの。

小学生はイベントの中で、しらすを使った伝統的な加工食品「たたみしらす(たたみいわし)」作りを体験。全国的にも「たたみしらす」を製造する会社が減ってきている中、用宗に加工場を構えるカネナカ商店は、100年以上伝統の製法を守りながら「たたみしらす」の製造を続けている。

小学生は、しらすを木枠に敷き詰めて成型し、専用のシートに拡げる作業を担当。少しコツがいる作業でしたが、作業員さんの指導の下、全員が成功した。

さらに、カネナカ商店の協力のもと学習のアウトプットとして、班ごとに意見を出し合いながら「たたみしらす」の魅力を伝えるべく、小学生たちがオリジナルのパッケージラベルをデザインした。

カネナカ商店は、1921年創業のしらす加工会社。伝統製法を継承して100年超、用宗の新鮮な生しらすを伝統の手作業で成型した「たたたみいわし」を製造している。

<コラボレーション概要>

・焼きたたみしらす(小学生がデザインしたオリジナルパッケージラベル)

・発売日:2024年1月26日(金)

・希望小売価格:798円(税込)

・販売店舗:エスパルスドリームプラザ(静岡市清水区入船町13-15)内『駿河みのり市場』

※今後、静岡県内を中心に販売店舗拡大予定

・オリジナルパッケージ4種類

また、2023年夏のキッズサマースクール第2弾では、県内全域から選ばれた小学生20名が、駿河湾の東側に位置する西伊豆町の仁科エリアにおいて、駿河湾で発生する湧昇流を活かした全国的にも珍しい昼にスルメイカを釣る「西伊豆町の昼獲れマイカ」について学習。

駿河湾に起きている環境変化を学び、学習のアウトプットとして、仁科港のお土産として人気の船上沖干しイカのパッケージラベルのデザインを行った。

イカについて学んだことを生かしてキャッチコピーを作り、各班で役割分担して色鉛筆やマジックを使いラベルデザインを制作。完成したコラボフードは、1,000個限定で2023年11月~12月にかけて伊豆漁協協同組合の沖上がり食堂で販売し、好評につき完売した。

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