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全日シール連、「第25回シール・ラベルコンテスト」エントリー開始

 全日本シール印刷協同組合連合会(小宮山光男会長)はこのほど、「第25回シール・ラベルコンテスト2015」の作品募集に関する概要を正式に発表した。
 応募部門は、自由課題が①レタープレス(平圧機)②同(半輪転、輪転または間欠機)③オフセット④複合印刷(2機種以上の印刷機または加工機を使用)⑤デジタル印刷⑥その他の部門(スクリーン、フレキソ、グラビア等、①~⑤に該当しない場合)⑦アイデア開発(機能性・新規性・創造性をアピール。機種・版式・通し回数など問わず)、の7部門。また、規定課題が⑧レタープレス(平圧機)=下写真右 ⑨同(輪転または間欠機)=下写真左、の2部門となる。
 応募点数は、⑧と⑨に限り部門ごとに1社1点。①~⑦は点数に制限を設けていない。
 応募に際しては▽各所属協組に配布された応募用紙に必要事項を記入後、作品を剥離紙ごと貼付したものを3部(審査会で使用)▽作品を1枚カットしたもの100枚(作品アルバムならびに世界ラベルコンテストの審査で使用)▽連続印刷100枚(ロール。世界ラベルコンテストの審査で連続印刷の証明として)、以上が不可欠となる。
 なお審査方法は、全国9協組の技術委員が委員会の定めた基準に従って採点方式で審査を行う「1次審査」と、同審査で上位得点を獲得した作品に対し、経済産業省担当官ならびに㈳日本印刷産業連合会、全日本シール印刷協賛会の各担当者による「2次審査」によって、受賞作品をそれぞれ選出する。
 ちなみに、1次審査の項目は15年度に改訂されており、その内容は「印刷・抜きの見当精度」「画線のシャープさ(マージナルゾーンの有無)」「網点とグラデーション」「インキのノリとムラ具合」「色の整合性(⑧⑨のみ)」「新規性(⑦のみ)」「独創性(同)」「機能性(同)」「用途および実用性(同)」、となっている。
 各賞は次の通り。
 ▽経済産業大臣賞(1点)▽日印産連会長賞(自由・規定各1点)▽全日シール協賛会会長賞(自由・規定各1点)▽全日シール連会長賞(①~⑥部門から各1点)▽技術委員会賞(⑦部門から1点)▽優秀賞(若干数)
技術委員会によると「⑧と⑨の規定課題に関しては、特色の刷り色見本をあらかじめ配布。審査時に同見本を基準とし、色合いを比較しつつ採点する方針。通し回数は1回で、墨ベタ部分に他の色の網点をのせることで濃度を上げる手法や、墨版の分版(ベタ版と網版を分けること)といった手法は禁止」としている。
 なおコンテスト受賞作品の発表ならびに表彰は、10月9日㈮に開催される「第57回年次大会大阪大会」の式典内で行われる。
 また、「第27回世界ラベルコンテスト」へのノミネート作品選定は、別途外部審査員による先行審査会が実施される。
応募受付は、6月1日㈪から7月21日㈫まで。規定課題は5月12日㈫から、全日シール連ホームページに掲載されるほか、各協組事務局でコンテスト台紙および規定課題カンプ、色見本を用意する。応募を希望する組合員企業は、各事務局まで。ラベル新聞5月1日号掲載
 
 
 
 
 
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