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ビデオジェット・エックスライト 測色計「eXact2」誕生 “つながる”運用で色管理を高度化

 ビデオジェット・エックスライト㈱(東京都江東区青海、南文輝社長、☎03-6374-8719)は、同社の測色計「eXact(イグザクト)」シリーズの最新モデルを国内市場に向けて発表した。

 
 エックスライトは1958年に米国で設立された世界的な色管理ツールメーカーで、2012年からダナハーグループ傘下。グループ内の同じ事業ドメインにはエスコやパントン、ビデオジェットを擁し、包括的な色管理を支援する。
 
 同社提供の測色計として4世代目となる「イグザクト2」は、新機能や新機構を数多く搭載した。
 
  従来機はホチキス状の本体を対象に押し倒して測定していたが、新モデルは「非押し込み測定」に変更。本体を対象にかざし、モニターを見ながらターゲットの位置を合わせるのでズレが生じない。本体を押し込む必要のない新機構「ビデオターゲティング機能」の採用は測色計で初という。
 
 また本体四隅に付属する小さな車輪が非接触測定を支援。油性インキの印刷物やフィルム印刷でも本体を汚さず即時測定が行え、枚葉印刷物の欄外に設けた長尺のカラーバーも、車輪を生かし本体を滑らせながら容易に測定できる。
 
 イグザクト2は印刷用、軟包装用、兼用の3種をラインアップしている。
 
〈写真〉本体を押し倒して測定する方式からモニターを見ながらかざすだけの非接触「ビデオターゲティング機能」に
 
(2022年9月15日号掲載)

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