リコーは、ラベルの表示情報を繰り返し書き換え可能なリライタブルレーザーシステムの新製品「RICOH Rewritable Laser System L3000 / C3000」を発売した。業務効率化と環境負荷軽減を実現するシステムとして訴求している。
同機は、レーザーによって専用ラベルへの印字と消去が可能なシステム。非接触方式のため、ベルトコンベヤーなどで搬送される被着対象からラベルを剥がすことなく情報の書き換えができる。新機種は従来、別個の機器が必要だった印字と消去を1台でこなせるようになり、省スペースで設置できる点が特徴となっている。
専用ラベルの粘着剤は強粘着タイプで、50×85mm、60×92mm、80×115mmの3サイズを用意。耐水性や耐油性を備え、約1,000回の書き換えに対応する。
ラベルを貼り剥がしする手間とコストを削減するほか、貼付ミスの防止、ゴミの削減にも効果を発揮。従来モデルは、物流センターや製造ラインの管理用途などで採用実績を持つ。
問い合わせは、IMS事業本部(☎045-475-6849)まで。
〈写真〉従来は印字と消去で別個の機器が必要だったが、新製品は1台でこなせるようになった
(2021年5月1日号掲載)