日本製紙連合会は2月20日、「平成26年1月 紙・板紙需給速報」を発表した。
それによると、1月の概況は、紙・板紙の国内出荷は前年同月比7.7%増で7カ月連続の増加。うち、紙は6.0%増と、前月の減少から増加。板紙は10.2%増で7カ月連続の増加となった。主要品種についても、消費増税関連需要などで増加となった。
輸出については、前年同月比16.2%増で17カ月連続の増加。うち、紙は6.01%増で、東アジア向けを中心に15月連続の増加となっている。
品種別では、包装用紙の国内出荷が、前年同月比7.3%増で5カ月連続の増加。石化向けの増加や消費増税関連需要が影響している。輸出は引き続き高水準をキープしている。
印刷・情報用紙の国内出荷は前年同月比6.8%増と、前月の減少から増加した。輸入からの振り替えや消費増税需要が影響。輸出は、2.1%減で、塗工紙を中心に24年12月以来となる13カ月ぶりの減少となった。
詳細は同連合会HPで。