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三光産業、平成26年3月期第3四半期決算 国内営業強化で売上増

 三光産業㈱は2月13日、平成26年3月期第3四半期決算を発表した。同期連結累計期間の売上高は、70億1,600万円(前年同期比12.7%減)、営業損失が1,900万円、経常利益9,600万円(同68.2%増)、四半期純利益(6,300万円)となった。

 同社グループは同期、国内外の営業部門間の情報の共有化を図り、受注確保のために積極的な営業展開を推進してきたが、中国、マレーシアの売り上げ減少の影響を受け、売上高は前年同期比減となった。また、利益面は、生産体制の見直しやコスト削減を積極的に推進してきたが、売上の減少をカバーできず、営業損失となった。

  セグメント別の業績は次のとおり。

【日本】

日本国内は、受注環境の厳しいなか積極的な営業活動を展開するとともに、生産部門の体制強化を推進。その結果、売上高は45億4,500万円(前年同期比(7.2%増)、セグメント利益は1億2,100万円(前年同期は1億200万円のセグメント損失)となった。なお、日本に所属する連結子会社は、三光プリンティング株式会社。

【中国】

中国はタッチパネル関連等の受注減少により、売上高21億2,300百万円(前年同期比63.1%)、セグメント

損失は4,100万円(前年同期は1億4,700万円のセグメント利益)となった。なお、中国に所属する連結子会社は、光華産業有限公司及び燦光電子(深圳)有限公司。

【マレーシア】

マレーシアはASEAN全域の営業拠点として、将来に向けた強固な収益基盤を確立するため、営業力

強化と生産体制の立て直しを図り、業績回復へ向けた活動を展開しているが、売上高は3億4,600百万円(同19.4%減)、セグメント損失は7,900万円(前年同期は4,400万円のセグメント損失)となった。なお、マレーシアに所属する連結子会社は、サンコウサンギョウ(マレーシア)SDN.BHD.。

 同社は平成26年通期の連結業績について、売上高103億円(同5.3%減)、営業利益5,000万円(同13.5%減)、経常利益1億円(同34.1%減)を見込んでいる。

 

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