(株)太陽機械製作所(東京都大田区羽田空港、岡倉登社長、TEL03-6825-6127)はこのほど、ロール・ツー・シート対応のフラットベッドダイカット機「TCD-520 Easyer」を開発。東京ビッグサイトで開催の「IGAS2018」で初披露し、ラベルやパッケージ業界に対して積極的なPRを展開している(ブース番号・6-3)。
同社はこれまで、ラベルをはじめ軟包装や紙器分野に向けて高機能・高付加価値製品の生産に最適な印刷・後加工機の開発を積極的に手がけることで、ユーザーから高い信頼を獲得している。中でも印刷工程に関しては、「Soave!」シリーズの新型フレキソ機として、エントリーモデルの「TFE-440」を開発し、新規需要の開拓を促進する。
さらに後加工機に関しても、ロール・ツー・ロールのみならず、ロール・ツー・シートへの展開を強化。TCD-520 Easyerの開発へと至った。最大の特徴は、毎時1万ショットといった高速抜き加工への対応力。優れた生産性と高い抜き加工精度を実現することから、インモールドラベルやミドルウェブのパッケージ製造などで効果を発揮する。
なお同社では、IGAS会期中に、TFE-440とTCD-520 Easyerによる厚み0.4ミリのカートンボックスを対象とした印刷と抜き加工を実演。来場者に対して、高い生産性と付加価値を可能にするソリューションの提案に努める。
(2018年7月15日号掲載)