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コニカミノルタ、パナソニックから産業IJ譲受 産業印刷分野向け高解像度ヘッド開発加速へ

コニカミノルタは6月1日、パナソニックおよびパナソニック プレシジョンデバイス(株)(PPRD)から、産業用インクジェット(IJ)ヘッド事業に関連する設備資産と技術資産を譲受したことを発表した。

コニカミノルタ側は、PPRDが保有するMEMS技術や薄膜PZT量産工程の獲得が目的。産業印刷分野向けの高解像度IJヘッドの開発を加速し、IJヘッドやコンポーネント事業の展開力や開発力、商品力強化を図りたい狙いだ。
PPRDの製品ラインアップについて、コニカミノルタは自社が得意とする製品カテゴリーと補完関係にあると分析。コニカミノルタの産業用IJヘッド事業のラインアップ拡充が期待できると見ている。
今後は、IJプリンタメーカーらPPRDの既存ユーザーへのサポートや製品供給を、コニカミノルタが実施する運び。「質量とも安定した製品供給のみならず、新たな関係の発展でさらなる貢献ができるよう努めたい」(コニカミノルタ)としている。
 
(2018年6月15日号掲載)

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