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エスコグラフィックス、ラベル印刷会社向けソフト上市 機能集約し設定簡素化

エスコグラフィックス(株)(東京都江東区青梅、南文輝社長、TEL03-5579-6295)はこのほど、プリプレスのワークフローを自動化するソフトウエア「Automation Engine」の機能をラベル印刷会社向けにまとめた「Automation Engine QuickStart for Labels」をリリースした。

同製品は「ジョブ管理」「トラッピング」「面付け」「プリフライトチェック」など、プリプレスに関わるデータ処理の自動化を実現するもの。多様な機能を備えカスタマイズ性に富むAutomation Engineからラベル印刷に必要な機能を抽出し、価格を抑えるとともに設定を簡素化しており「5日間でトレーニングなどを終えて稼働できる」(同社)点が特徴となっている。
開発の経緯について、アプリケーション・セールス部の早川幸彦部長は「Automation Engineの導入に際して、事前にワークフローを設定する作業が大半を占める。そこで、国内外の導入企業からヒアリングを行い、あらかじめ当社で標準ワークフローをご用意させていただいたのがAutomation Engine QuickStart for Labelsだ。デジタル印刷機を運用する際、データ処理に手間と時間をとられ、処理機能を最大限活用できないといった課題を解決できる」と話す。
Automation Engineの導入事例ではデータ処理の時間を5分の1に削減し、プリプレスの人員を増やすことなく処理量を向上させられたという。デジタル印刷の強みであるパーソナライズを生かすためにも、プリプレスの自動化と省力化は必須の課題。ソフトウエアの導入により、人的ミスの予防にも効果を発揮する。
生産性を向上させるだけではなく、システムによる工程の見える化も実現。営業や管理など他部署と、製造現場の連携も強化する。
 
 
(2018年4月15日号掲載)

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