フレキソ印刷機メーカーのマーカンディー(本社・米国、ミズーリ州)は1月14日、同社の社長兼CEOにKevin Wilken(ケビン・ウィルケン)氏を任命した、と発表した。
ウィルケン氏は、2008年に入社。技術や経営関係に携わり、この2年間は、COO(最高執行責任者)として活躍。ラベル業界に向け、最新鋭のコンベンショナル印刷機のほか、コンベンショナル機とデジタル技術を融合させ効率的な生産を実現するラベル印刷機でイニシアチブを取るなど、ラベル印刷機メーカーとして業界をリードしてきた。
同氏は今回の社長就任にあたり、 「マーカンディーは、業界をリードする印刷機を開発するとともに、サービスも提供することで、過去4年の間に、5つの技術イノベーションアワードを受賞している。また、Versa Max、ProLED、マーカンディーデジタルシリーズのような新製品も展開するなど、将来的にも今の良いポジションを維持し続けるだろう」と抱負を述べている。
なお、ウィルケン氏は、マーカンーディーの前に、工業用向けなどの高機能ラベルとソフト、ハードウェアなどを展開するブレイディコーポレーションで、技術やプログラムマネージメント開発などに携わった。