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UCDA、ビットマップフォントをUD化 イワタなど共同開発 ラベル印字やレシートも

(社)ユニバーサル コミュニケーション デザイン協会(UCDA・在間稔允理事長)の〝見やすく、読みやすい〟DTP向けフォント「みんなの文字」にこのほど、新書体が誕生。帳票や通帳印字のほか、プリンタのラベル印字やレシートなどに使用できる専用フォント「ビットマップフォント」の受注生産を開始した。開発には(株)イワタ(東京都千代田区岩本町、水野昭社長、TEL03-5820-3161)のほか電通が協力した。

UCDAは、情報伝達の場面にUDの考え方を取り入れ「見やすく、わかりやすく、伝わりやすい」コミュニケーションを実現する『ユニバーサルコミュニケーションデザイン(UCD)』を提唱する組織として2009年に設立。企業や行政が発信する印刷物の「評価・分析」、印刷物の情報量やデザイン効果を評価・分析する「ソフトウェア開発」、UCDAが定める分かりやすさを満たした印刷物に付与する「UCDA認証」制度などを通じ、送り手と受け手の間にあるバリアを除去するソリューションを提供している。
イワタ、電通と共同で開発したみんなの文字は、東京電機大の矢口博之准教授による「IPO評価法」を指標に文字のかすれにくさ、つぶれにくさを定量化。科学的根拠に基づいて「分かりやすさ」を支援するみんなの文字は現在、銀行や生命保険の通知、企業のCSR報告書のほか、ねんきん定期便や昨年東京都が750万部発刊した「東京防災」にも採用された。
今回発表したビットマップフォントは、書籍やポスターなどの商業印刷物全般に用いる一般的なDTP向けアウトラインフォントとは異なるもの。対象は保険会社の帳票や銀行の通帳、公共料金の領収書のほかスーパーのレシート、プリンタで出力した表示ラベルといったIJや電子写真、熱転写方式で印字される印刷物となる。流通、物流、医療などの各分野からスーパーのバックヤード、街の菓子店で印字する表示ラベルまで読みやすく高齢者にも優しいビットマップフォントを運用できる。
同フォントは受注生産とし、プリンタメーカーを中心に提案。伝わりやすい表示ラベルの普及に期待が寄せられる。
 

〈写真〉新ビットマップフォント(上)と従来フォントの比較

 
(2016年8月1日号掲載)

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