ハイデルベルグ・ジャパン㈱(東京都品川区東品川)は5月1日付で、水野秀也氏が代表取締役社長に就任。ソーレン・フェーバー・ラーセン前社長は代表取締役会長に就任した。
水野新社長は1957年東京生まれの55歳。前取締役営業本部本部長兼製品マーケティング本部本部長。
5月7日に同社で行われた記者会見には、水野社長をはじめ、ラーセン会長、ルネ・ルドゥヴィセンアジア・パシフィックCEOが出席した。
会見で水野社長は「2年半前から掲げている戦略ゴール『お客さまのご満足と成功のため』を実現していくため、今後さらに具体的な取り組みを進め、より一層お客さまのパートナーとして役立てるよう全力を尽くす。社員一同、ハイデルベルク・ジャパンは日本の会社なんだ、という意識を持ち仕事をしていきたい」と抱負を述べた。
また、ルドゥヴィセンアジア・パシフィックCEOは独ハイデルベルグの方針について「営業活動は伸びている中国や東南アジアなどを優先させる。一方、印刷分野ではパッケージが世界全体で伸びており、こちらは日本を含め地域に関係なく力を入れていく」と話した。