【2013年5月17日】2011年における日本のラベル市場は、前年比0.8%減の6,000億円(ラベル新聞社調べ)。日本の印刷市場は同4.5%減の5兆9,900億円だったため、印刷市場に占めるラベルの構成比は0.3ポイント増の10%となった。
11年は、東日本大震災の影響で、印刷会社の被災や顧客の生産ライン停止による発注キャンセル、原紙やインキ、ニスなど材料供給の制限、夏期の計画停電による生産制限などが相次ぎ、印刷産業全体の需要が大幅に下落。一方、ラベルの需要は粘着の横ばいに対し、非粘着のシュリンクとグルーが減少するなど需要量は落としたものの、印刷産業全体の中では堅調に推移。印刷市場で「ラベル市場」のシェアは拡大した。12年のラベル市場は前年比0.8%増の6,050億円となる見込み。
【日本のラベル市場2013】(ラベル新聞社刊)。A4上製本・172P(定価3万円・税別・送料込み)