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正札青年部、講師を招き勉強会 営業の役割見つめ直す

東京都正札シール印刷協同組合青年部(城篤史部長)は9月8日、台東区北上野の東京シール印刷会館で勉強会を開催した。

(株)エッグス・コンサルティングの代表取締役で中小企業診断士の東條裕一氏を講師に招き、「販売力を強化する『営業の仕組み化』」をテーマに講演とワークショップが行われ、部員13人が参加した。
東條氏は冒頭、営業について、経験そのものがなかったり、個人に任せきりの体制であったりするなどの問題点を列挙。どこに営業をかけるか、何を提案するべきかを解説した。
具体的には、商品の購入・採用に決定権をもつキーマンを特定すべきと提案。顧客企業の購買部門と取り引きをしている場合、「効率化の提案をすることで、同じ企業の生産管理部門から支持を得るという方法もある」と説いた。
また、自社の強みを生かす発想方法をワークショップで紹介した。架空の食品調味料メーカーを題材に、自社商品の強み、取引先・一般消費者のメリットを順々に考えて図に記し、経営戦略上の利点や営業の提案すべきポイントを導き出した。
参加者からは、「考える材料を整理すれば結構アイデアが出てくる」「フローを書き出して議論することで思わぬ発見があった」などの声が聞かれ、自社の特長を考える機会となった。
 
(2015年10月1日号掲載)

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