ネットアンドプリント㈱(福島県郡山市田村町金屋、木藤喜幸社長、☎024・983・7851)はこのほど、合成紙ラベルに適した熱転写プリンタの販売を目的に、エイブリィデニソンのドイツ法人と代理店契約を締結した。
ラベルの印刷加工に加え、表示ラベル出力需要をターゲットにしたプリンタ、ラベルの販売事業を展開するネットアンドプリントは今回の契約により、自社開発品も持つプリンタの取り扱いを拡充。保守体制も充実させる。
新たに販売するのは、エイブリィデニソンのプリンタ「64—Oxシリーズ」(最大用紙幅254㍉)と「AP5.4」(同120㍉)。いずれもドイツ製の単色仕様で、同社の上海拠点を窓口に、ドイツから直接輸入する。
契約にあたり、エイブリィデニソン上海拠点シニアセールスマネージャーのジョージ・マー氏は「日本市場に優れた製品とサポート環境が提供できることを歓迎する」とコメント。木藤社長は「プリンタの取り扱い以前から、当社はエイブリィデニソンの粘着紙を販売しており、今後はラベラーなどの同社製品の取り扱いも検討していく」としている。
(2015年5月1日号掲載)