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IGAS2015、開催概要明らかに 323社2,605小間で開催

印刷機材団体協議会(宮腰巖会長)は4月23日と24日、千代田区有楽町の日本外国特派員協会メーンルームで「IGASメディアカンファレンス」を実施。9月11日㈮から16日㈬まで江東区有明の東京ビッグサイトで開催される「国際総合印刷機材展(IGAS2015)」の全容を明らかにした。日本以外に中国やシンガポール、オーストラリアなど7カ国10人の海外メディアが参加した同カンファレンスでは、㈳日本印刷産業機械工業会の西岡誠事務局長の基調あいさつや担当者の概要説明をはじめ、出展企業らによる英語のプレゼンテーションも実施。アジア・パシフィック地域におけるIGASブランドの注目度の高さを実証した。

最新の印刷・紙工・デジタルグラフィックス関連の資機材や技術、サービスが集う国際総合印刷機材展は今回で16回目の開催。開催テーマ「Print+innovation プリントテクノロジーのさらなる挑戦!」のもと出展者323社・団体、2605小間で開催される。中でも今回、中国・台湾からの企業が大規模なスペースを確保し出展することを主催者が報告。資材、機材メーカーらを中心に自社の製品と技術を日本市場に向け披露する見通しだ。

また、主催者は同展を「従来型の印刷機材展を脱し、発注者であるブランドオーナーらを巻き込んで印刷にまつわる課題を解決するコミュニケーション展を目指す」と宣言。これに関連して、会期中には5つのイベントが企画され、ビジネス交流の促進を図る。

特別講演やセミナーを行う『+Session』、日英通訳のほか個別グループに中韓など翻訳サービスも検討中の場内ツアー『+Tour』やトークショー『+Live Studio』を用意。ほかにも海外来場者に出展者情報の提供とビジネスマッチングを狙う『+International』、そしてフレキソ、パッケージ、ラベル、カラーユニバーサルデザインや学術機関などの出展者を集めて効果的なプレゼンテーションの場を設けた、次世代印刷技術が集う『+Future』が設けられた。同ラベルゾーンには堀金箔粉㈱、㈱インテックスら複数社が出展を予定している。

今後は6月をめどにフロアマップの公開など専用ホームページの情報充実を図る方針だ。

 

(2015年5月1日号掲載)

 

 

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