コニカミノルタは5月1日、タイに独資の情報機器販売会社を設立した、と発表した。
同社はこれまで、タイにおける情報機器の販売活動は、現地の代理店を活用して展開してきた。このたび、さらなる経済成長が期待され需要の拡大が見込まれる同国において、地域特性に即し、より顧客に密着した販売戦略の構築が重要との判断から、タイ市場での事業を本格的に強化すべく新会社を設立するに至った。新会社銘は、Konica Minolta Business Solutions (Thailand) Co., Ltd、以下BTH)。
BTHは2014年4月25日、コニカミノルタのタイ国での代理店 Inter Far East Engineering Public Company Ltd(本社:タイ国)と同社の情報機器事業を譲り受けるための事業譲渡契約を締結(事業譲渡予定日:7月1日)。
同社設立により、コニカミノルタは、同国におけるマーケティング強化、販売チャンネルの整備拡充・新規開拓、顧客サービスの充実などにより、顧客満足度の向上と事業展開力の強化を図っていく、としている。