アルテックは、Polly Automatics(中国)製カッティングプロッタ「DGi-330」と「同EVO」を上市。主にデジタルラベル印刷機に追従する加工機として提案する。
ラミネーターやスリッターも標準装備の同機は最大加工幅330mm、ユニット1基につき加工刃が3枚セットされており、DGi-330は2基、同EVOは1基を搭載する。10平方cmのラベルを3面付けしている場合の加工速度は、前者は毎分12m、後者は毎分8m。ロール・ツー・ロールモデルで、随時シートカットにも対応予定となっている。
同EVOはQRコードを活用した自動ジョブチェンジにも対応。カットデータを読み込み、可変デザインの連続加工を実現できる。
アルテックは英AB Graphic International製のレーザー加工機もラインアップしており、顧客のロット・基材などに応じた最適な加工機を提案。「DGi-330は導入コストを抑えられるほか、蒸着紙・フィルムなども加工でき、ホワイトエッジも発生しない」(担当者)と使い分けのポイントを説く。
デモ機は東京都江東区越中島のショールームに設置されており、見学を受け付けている。
問い合わせは、印刷・包装営業部(☎03-5542-6751)まで。
〈写真〉加工機「DGi-330 EVO 」を上市しデジタル印刷などの加工を支援する
(2022年7月1日号掲載)