(株)プリンスホテル(本社:東京都豊島区南池袋1-16-15 代表取締役社長:小山 正彦)は、客室で提供されるオリジナルナチュラルミネラルウォーター「南魚沼のおいしい湧き水」を12月24日から、「ラベルレス&100%リサイクルPETボトル」に順次切り替え、さらにペットボトルの『水平リサイクル』を開始する。水平リサイクルとは、ペットボトルをリサイクルして再びペットボトルとして使用する理想的な循環型リサイクルシステムで、何度も繰り返しペットボトルを資源循環できるもの。
2022年4月には、プラスチック資源循環促進法の施行が予定される等、プラスチックごみ削減に対する取り組みは、ホテル事業者にとって大きなテーマとなっている。同ホテルでは、客室で提供しているオリジナル商品「南魚沼のおいしい湧き水」のペットボトルを、ラベルレス&100%リサイクルペットボトルに順次切り替え、さらに納品用の段ボール資材や梱包用のテープの見直しも行う。これにより年間で約25トンのCO2排出量削減を見込んでいる。
また、ホテル内で回収した使用後のペットボトルは、回収後に再資源化再生工場で水平リサイクルをするシステムを、都内に所在するホテルから構築する。これにより循環型社会に必要とされる3R(「リデュース」、「リユース」、「リサイクル」)のうち、特に「リデュース」と「リサイクル」に寄与する予定。今後、同回収システムは、全国のホテルでの展開を目指していく。
同社では、今後も従業員一人ひとりが環境保護のためにできることを考え、実践し、地球環境の保全に貢献できるよう努めていく、としている。
プリンスホテル オリジナルナチュラルミネラルウォーター「南魚沼のおいしい湧き水」環境にやさしい変更点は次のとおり。
1.「ラベル」を変更
プラスチックごみの減少+ラベルをはがす手間が省ける「ラベルレス」に変更(内容表示は粘着ラベルに変更)
2.「ボトル素材」を変更
リサイクルペット素材を100%使用した「100%リサイクルペットボトル」を使用
3.「リサイクル」を変更
客室から出た使用後のペットボトルを回収後、再資源化再生工場に持ち込むことで「水平リサイクル」を実現 繰り返しペットボトルにリサイクルする。
※都内ホテルから開始し、全国への展開を目指す