東栄(株)の代表取締役会長だった吉田毅氏が11月5日、死去した。80歳。
同社は1947年に設立し、商業印刷などを展開するなか、1987年にシール印刷部門を新設。90年にはシール工場を設立し、大手食品メーカー向けラベルなどの供給に貢献している。
吉田氏は、2002年に代表取締役社長に就任。2009年に名古屋市にあった本社工場を春日井氏に移転し、シール・ラベル関連の安定供給と品質向上に努めてきた。
2010年には、吉田和彦氏が代表取締役社長に就き、同氏は代表取締役会長に就任。企業の方向性などを模索、指導していた。
なお、葬儀・告別式については、故人の遺志により、近親者のみで執り行われた。