㈱塚谷刃物製作所の代表取締役社長だった塚谷俊哉氏が8月27日、死去した。58歳。
塚谷氏は1999年、社長に就任し、抜き加工用腐食刃「ピナクルダイ」の国内製造・販売事業に尽力。また、韓国やタイなどアジア地域への進出も果たした。
またラベル市場では、ピナクルダイの浸透によって輪転方式の凸版間欠機の普及が進むなど、業界発展に功績を残した。
葬儀・告別式は故人の遺志ならびに昨今のコロナ禍の影響を鑑み、塚谷家近親者のみで執り行われた。
なお、塚谷社長の死去に伴い、同社の代表取締役社長に、代表取締役副社長だった安井太久也氏が就任した。