東京都ラベル印刷協同組合の前理事長で、㈱日本ラベル代表取締役社長の平山良一氏が9月6日、死去した。68歳。
同氏は1975年3月、立教大学経済学部卒業後、同4月、日本オリベッティ㈱入社。やがて日本ラベルの創立により81年6月に退社し、同社へ入社。2000年11月、先代から経営を引き継ぎ、社長に就任した。
03年4月には、㈱平山秀山堂を統合。また、環境負荷軽減に向けた事業を推進し、16年2月、森林認証FSC-CoC認証を取得したほか、同年6月に(一社)日本印刷産業連合会が運営するグリーンプリンティング(GP)認定工場のシール部門とオフセット部門で認定を取得。企業の成長に力を注いだ。
組合活動でも、ラベル協組の要職を歴任。09年の理事着任以降、11年には常務理事、13年には理事長に就任し、3期6年にわたってリーダーシップを発揮した。また全日本シール印刷協同組合連合会でも、副会長や常務理事を務めた。19年からは、副理事長に着任。
なお、葬儀は家族葬として執り行われる。