サトーグループは3月18日、グローバル市場に向けてユニバーサルな産業用バーコード/RFIDプリンタ「CL4NX」シリーズを開発し、4月1日に世界同時リリースする、と発表した。なお、日本のみ2015年発売予定。
CL4NXは、グローバル企業のボーダレスな運用に求められる機能を徹底的に分析し、30年以上にわたり培ってきた製品設計技術を集約した4インチのバーコード/RFIDプリンタ。「SATO , Beyond Expectations(お客さまの期待を超える)」をコンセプトに、市場機のプラグ&プレイを容易にする仕様を標準搭載し、作業環境や言語、インフラの違いを越えて、世界のどこでも誰もが簡単に使えるユニバーサル性を追求した機能、デザインが大きな特長となっている。
表示画面は、分かりやすいカラーアイコンおよび多言語表示(30カ国)に加え、産業用ミッドレンジプリンタとしては世界初の 操作ガイドの動画再生もできる高輝度3.5インチフルカラーLCDを採用。 消耗部品の交換は工具が不要で、調整やメンテナンス時間を短縮できるようにしている。また、多言語印字に対応(47カ国)し、海外の様々なラベル基材や特殊基材でも 高品質な印字が可能になっており、国を選ばない柔軟な運用を支援するプリンタとして開発されている
同社では、製造、物流、食品、小売、医療など幅広い業種において、グローバルに展開する顧客の運用をサポートするため、世界23カ国に広がる同社の販売拠点が、製品の導入からシステムのコンサルティング、保守までワンストップで提供して行く、としている。