ブラザー販売㈱(名古屋市瑞穂区苗代町、三島勉社長、TEL052-824-3311)はこのほど、POPやラベル、装飾物などをカットする「ScanNCut(スキャンカット)DX」シリーズの専用アクセサリー2種を発売。専用ソフトで印刷とカットのデータを連動して作成し、印刷後のカットを正確に位置合わせ可能とした。
スキャンカットDXは、紙や布を自在な形にカットするカッティングマシン。内蔵する図形の切り抜きに加え、搭載するスキャナーで手書きプリントアウトなどを切り抜くことが可能。店舗のPOPや装飾物、クリエーターによるスクラップブッキングやシール制作といったクラフト用途など、さまざまなシーンで活用されている。
今回発売する専用アクセサリーは、印刷データとカットデータを作成する際に位置合わせマークを付加する機能。同マークをマシン本体が読み取り、印刷物に追従する正確なカットを実現するもの。カットデータは印刷データ制作ソフトに連動し、Adobe Illustrator用の「ScanNCut Link」と、ブラザーの無料Webアプリ「CanvasWorkspace」用の「Print to Cut」の2種を用意。
また、細かい模様のカットが可能な「小文字カット用キット」や、薄手の布加工に適した貼り剥がしが容易な「布用粘着カッティングマット」など、新キットや消耗品も同時発売する。