火曜日, 11月 26, 2024
spot_img
ホームサプライヤーSiegwerk、脱墨可能...

Siegwerk、脱墨可能なインキ開発、紙・板紙のリサイクル性を向上

Siegwerk(ドイツ、ジークブルク本社)はこのほど、脱墨可能なUVフレキソニスとUVオフセットインキを開発。商業印刷物や紙器からインキの除去を可能とし、紙や板紙のリサイクル性向上を支援する。
 
Siegwerkはドイツ本社で世界に展開する、パッケージとラベル用インキのリーディングカンパニー。このほど、優れた脱墨性を備えるUVオフセットインキとUVフレキソニスを開発した。商業印刷や紙器のリサイクル性を高め、欧州廃棄物指令の「2008/98/EC」および包装廃棄物指令「94/62/EC」に準拠し、材料固有のリサイクル目標をサポートする。
 
紙や板紙のリサイクルは、インキとニスの粒子をリサイクルプロセス中に細かくし、ファイバーから分離しやすくすることが重要となる。しかしながら一般的なUVインキは、密着性を高めるために科学的に耐性のある層を形成するため、十分にインキが剥がれず再生紙に大きな斑点を残すなどリサイクルには課題があった。
 
UVオフセット用インキ「Sicura Plast SP」は、従来の油性オフセット用インキと比較して、優れた脱インキ性を備える。一方、インキの基本性能として重要な、高い濃度と紙基材などへの吸収性や、フィルムなど非吸収性基材への良好な接着性は十分確保する。新しい脱墨性UVニスと組み合わせることで、高い機能と品質を確保しつつ、リサイクル性を向上させ、ユーザーの持続可能性を高めるとしている。
 
 
関連記事
- 広告 -
Google search engine
Google search engine
Google search engine
Google search engine

最も読まれている記事