全日本シール印刷協同組合連合会(JFLP・田中祐会長)は6月23日、今秋開催を予定していた「第62回年次大会・東京汐留大会」の中止を正式に発表した。新型コロナウイルスの感染拡大に配慮した措置。
年次大会はJFLPが毎年主催する基幹事業の一つ。5月27日に台東区北上野の東京シール印刷会館で開催された「第61回通常総会」の席上、10月16日金に中央区銀座のベルサール汐留で開催を控える年次大会・東京汐留大会について「開催」「中止」「延期」を協議。これまで継続審議扱いとしてきた。
今回の措置に関して、JFLPは「慎重に検討をしてきたが、コロナ禍の影響により『中止やむなし』という結論に達した」と説明。これに関連して、式典内で開催しているシールラベルコンテストの表彰式も中止に。今年の「第30回シールラベルコンテスト」の入賞企業に対しては「表彰状と入賞トロフィーを10月16日付けで授与(送付)する」(同)という。
なお、大会中止に伴う各事業の取り扱いは次の通り。
▽第30回シールラベルコンテストの表彰セレモニーは、来年の「第63回年次大会・金沢大会」で実施予定
▽同コンテストの作品展示は、各協組の勉強会等で展示できるように準備
▽2020年組合功労者表彰は中止。2021年組合功労者表彰は実施