エプソン販売(株)(東京都新宿区新宿、鈴村文徳社長)はこのほど、インクジェット(IJ)方式のカラーラベルプリンタ2機種4モデルを新たに発表。カラーIJプリンタでは世界初となる「ピーラー搭載モデル」や最大紙幅が8インチのモデルをラインアップに追加した。
新機種は最大8インチに対応する「CW-C6520A」と「同C6520P」、4インチ対応の「CW-C6020A」と「同C6020P」の4種(末尾Aがオートカッター、Pがピーラーモデル)。従来機「TM-C7500シリーズ」や「同C3500」の後継機となる。
4機種いずれも、エプソン独自の「プレシジョンコアTFPプリントヘッド」を搭載。解像度は1200×1200dpiを誇り、小さな文字やバーコードもクリアに再現できシャープで階調性に優れた表現を可能にしている。
インクはCMYK4色のカートリッジ方式で、印字速度は4インチモデルが最大毎秒119ミリ、8インチモデルが同85ミリ。なお、インクは欧州FCMこと欧州食品接触材規則「Food Contact Material regulation(EC No.1935/2004)」に適合しており「食品ラベル印刷時の安全性を保証する」(同社)としている。
ラベル基材は各種紙系のほか、フィルムや合成紙にも対応。外形は4インチモデルが340(W)×565(D)×326(H)ミリ、8インチモデルが444(W)×515(D)×326(H)ミリとなっている。
(2019年11月1日号掲載)