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シンク・ラボラトリー、「FXIJ」新機種発表 来春から納入予定

(株)シンク・ラボラトリー(千葉県柏市高田、重田龍男社長、TEL04-7143-6760)はこのほど、軟包装向け水性インクジェット(IJ)方式のデジタル印刷機「FXIJ」シリーズの新モデル「同type 1000 Full Auto」を発表した。ターレットリワインダーを搭載して生産性を高めた同機を含む3モデルは、来春から順次、客先へ納入するとしている。

FXIJシリーズは、印刷幅500ミリの「FXIJ type 500」と印刷幅1000ミリの「同1000」をラインアップしており、いずれも解像度は1200×1200dpiとなっている。水性のCMYKに加え白インクも搭載し、印刷速度は最大で毎分70メートル。プレコート処理不要で、OPPやPETなどの軟包装用フィルムへ印刷適性を示すといった特徴を備えている。
今回新たに発表されたFull AutoモデルはFXIJ type 1000に2軸ターレットリワインダーを搭載したもので、ロールの自動交換を実現。絶え間なく給紙を行い、生産性をより向上させている。本体サイズは、9800(W)×3500(D)×2100(H)ミリとなっている。
開発の経緯について、同社は「軟包装分野におけるデジタルとコンベンショナル方式の使い分けは、2000メートルを境目とする見方がある。これまでFXIJは小ロットの活用を想定していたが、開発を続けていく中で、デジタル印刷機に対しても高い生産性を求める要望をいただいた。印刷品質の向上にも取り組んでおり、1200dpiの高解像度で、柔軟性のある生産体制を構築できる」としている。
 
 
(2019年11月15日号掲載)

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