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内田マシナリー商会、刃型圧力調整装置PR 短時間で高精度の抜き加工に

㈲内田マシナリー商会(千葉県八千代市高津、内田裕三社長、TEL047-459-4570)は現在、刃型の圧力調整を数値化することにより、短時間で精度の高い抜き加工を可能にする独wink製ダイカット刃圧力調整装置「フォース・コントロール」を国内のラベル市場に向けて販売展開している。

ラベルなどの抜き加工に関する作業では、圧力調整を測定するインジケーターが使用されるケースがある。しかし従来製品では、反発する圧力で数値がわずかにズレたり、刃の圧力が一定に保持できなかったり、さらには細かい数値調整が困難になったりするなど、課題が生じていた。
これに対して、フォース・コントロールはクッションの役割を果たす油圧方式の採用により、刃型の圧力を一定に保持できる一方、かけ過ぎた圧力をゆっくりと逃がすため、反発を抑制。また、ネジ軸に直接設置された測定機により、1〜600ニュートンの間で微妙な圧力調整を数値で確認することが可能となっている。
ラベル市場ではこれまで、ネジによる刃型の圧力調整をオペレーターの勘と経験でこなす場合が多くを占めていた。そのため、熟練者でない場合、損紙の増加や作業の長時間化はもとより、圧力過多による刃の破損、シリンダー軸、軸受けなど装置自体の劣化といったトラブルが発生するケースもあった。
同社では「フォース・コントロールは、これらの課題を克服できる特徴を持つ。欧米などで1000セットが採用されており、作業の効率化と損紙の減少をはじめ、抜き加工装置や刃型の劣化を抑制に貢献するなど、高く評価されている」と話す。今後、同製品の機能を訴求する方針。
 
(2019年7月1日号掲載)

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