マックスはこのほど、来年4月から完全移行する食品表示法に対応した感熱ラベルプリンタ4種を発売した。併せて別売のラベル作成ソフト「楽らくラベルPro」の購入者を対象に「食品表示ラベルデータ作成サービス」や「食品表示ラベル診断サービス」といった、対応をサポートする新サービスを開始する。
感熱ラベルプリンタ「LP-500Sシリーズ」は和・洋菓子店が主なターゲット。基本モデル「LP-503S/BASIC」をはじめ、食材管理情報の記録としてHACCPに沿った衛生管理をサポートする食材管理専用モデル「LP-504S/KITCHEN」や、賞味期限表示のヒューマンエラーを軽減する日付専用モデル「LP-502S/DATE」、バーコード専用モデル「LP-501S/BARCODE」の4機種を展開する。
同シリーズには、フルカラーの液晶タッチパネルを搭載。従来のキー操作に加え、パソコンがなくても本体だけで食品表示ラベルを作成できる。また、手袋をした状態でも操作ができる加圧式タッチパネルを採用。製造現場でも取り扱いやすい仕様とした。
筐体の特徴に加え、複雑な食品表示法に現場が対応するためのサポート体制の充実も特徴。専用ソフトを購入・登録したユーザーには、表示ラベルのデータ作成を代行したり、ユーザーの表示ラベルを診断したりするサービスも用意している。このほかに、食品表示に関する業界動向などの情報配信や、ラベルデータのバックアップ用として保管サービスも。
基本モデルは13万円(税別)。問い合わせは同社(TEL0120-510-200)。
〈写真〉完全移行する前に食品表示ラベルの診断サービスも
(2019年7月1日号掲載)