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エイブリィ・デニソン・ジャパン・マテリアルズ、特殊原紙採用の粘着紙PR 高付加価値ラベルを実現

エイブリィ・デニソン・ジャパン・マテリアルズ株式会社(東京都港区海岸、キョン・スー・チャン社長、TEL03-5776-1771)では現在、貼付対象商品の高付加価値化を実現する粘着紙のラインアップを拡充。ワイン用の特殊原紙を採用した①Watermark(ウオーターマーク)②Black Collection(ブラック・コレクション)③Velvet(ベルベット)、以上の3アイテムを、日本のラベル市場に向けて精力的なPRを展開している。

3アイテムはこれまで、グローバル展開を図るエイブリィ・デニソンが、欧州市場のワイン・酒類や飲料などの分野に向けて開発・販売を手がけており、順調に採用件数を伸ばしている。エイブリィ・デニソン・ジャパン・マテリアルズでは、欧州市場での実績に基づき、日本市場でも販売を推進する。
①に関しては、特殊加工を施したハイブリッド原紙をラベルの表面基材に採用。ホットスタンピングの空押し加工を施すと、材料の一部が溶解して基材が半透明化して〝透かし〟やデボス加工のような効果が得られる。
②は、黒色基材に粘着塗工を施した製品で、スミのベタ印刷を必要とせず隠ぺい性の高いラベルを可能にする点が特徴。ベタ印刷に必要なインキ量はもとより、印刷に必要な工程を削減できるほか、基材断面も白エッジが発生することなく、意匠性に優れた黒色のラベルを実現する。
そして③は、表面基材に毛羽立った布のような特殊素材(ベルベット)を採用したことで、織物のような効果が得られる。基材の色は赤、白、黒の3色があり〝視覚〟のみならず〝触覚〟に対しても高い訴求効果が得られる。
3アイテムの展開について、エイブリィ・デニソン・ジャパン・マテリアルズでは「いずれもワインや酒類などの高額商品向けに開発されたが、日本市場ではファンシーグッズや高級消費財分野向けの引き合いも多い。今後、当製品の高い意匠性をアピールすることで、ラベルの新需要開拓に貢献したい」と話している。
 
(2018年9月15日号掲載)

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