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トーコー、近赤外線ドライヤーPR 水性インキ乾燥ユニットで

株式会社トーコー(東京都三鷹市下連雀、古井湜社長、TEL0422-24-6605)では現在、小型・高性能型の近赤外線ドライヤー「PD PROMO」をパッケージやラベル市場に向けてPR展開。水性インキの乾燥やエマルジョン系粘着剤の塗工などの工程で効果を発揮する機能を訴求する。

同製品は、近赤外線を発するハロゲンランプを搭載。照射幅は1ユニット が150ミリで、ユニットを連結するなどのカスタマイズにより、幅450ミリまで対応する。最大搬送速度は毎分150メートル。また、基材や搬送条件に応じて、ワークとの距離は約70ミリまで調整できる。さらに、搬送機ユニットと連動してワーク速度に応じた出力設定を実現するほか、搬送機が停止するとユニットが上昇して安全を確保する「インターロック機能」を採用している。
同社ではこれまで、自動車産業における塗料・接着関連製品の販売や加工業務に携わっており、評価を得ている。特に、自動車のボディーを塗装する際のドライヤーに関して、国産にこだわった製品化を推進。海外製品が主流だった同産業界で「PROMO」シリーズを独自開発し、着実にシェアを拡大している。
また、同シリーズの高い機能性を水平応用し、紙やフィルム基材への印刷・加工分野へ展開。すでにオフセット枚葉機を主力とした大手印刷会社へ販売実績を挙げているほか、インクジェット方式のデジタル印刷機にも採用されている。
さらに、パッケージ・ラベル分野へPD PROMOの高い機能を訴求。同市場では近年、環境対応や低臭などの観点から水性フレキソ印刷への関心が高まっている。またラベル印刷会社の中には、自社内でエマルジョン型粘着剤の塗工を手がけることで、高付加価値ラベルの製造に取り組む企業が増えつつある。
同社では「当製品はこれらのニーズに対応し、ラベル関連企業のビジネス展開に貢献できると自負している。国産なので迅速なメンテナンス対応も可能。また用途に応じたカスタマイズを行うため、ぜひご相談いただきたい」と話している。
 
 
(2018年9月15日号掲載)

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