全日本印刷工業組合連合会(臼田真人会長)は現在、「第12回メディア・ユニバーサルデザイン(MUD)コンペティション」の作品を募集している。
全印工連はすべての人に優しく、誰もが快適に利用できるUDの思想に準じて、デザインや配色、文字に配慮を施してより多くの人に情報を提供するためのMUD活動を推進中。同コンペは、一般社会に向けたMUD活動の啓発と普及、また印刷会社のスキル向上を目的に実施するもので今回が12回目となる。
主な応募作品はカレンダー、地図、パンフレット、サイン、パッケージ、ポスター、ラベル、カードゲームなど。高齢者や障害者、子どもや外国人に対して見やすさ・伝わりやすさに配慮した手法を用いて制作されたものを審査する。一般の部と学生の部で評価を行い、最高位にあたる経済産業大臣賞受賞者には表彰状と盾のほか一般の部で10万円が、学生の部で図書カード3万円が贈られる。
締め切りは11月30日(金)まで。申込書のダウンロードやコンペ詳細は全印工連HP(http://www.aj-pia.or.jp/)参照。
(2018年10月15日号掲載)