OKIグループのプリンタ事業会社OKIデータとIT・デジタルコンテンツ分野の専門学校HAL東京はこのほど、同校の学生を対象に、創作意欲向上を支援するための「MICROLINE VINCI CM制作コンテスト」を実施。1月20日、同校で作品のプレゼンテーションならびに表彰式が開催された。
同コンテストは、同校で学ぶ学生が、CM制作を通して創造力や表現力を磨き、技術力や知識を競うことにより、クリエーティブな現場で即戦力として通用する力を身に付けるための支援を目的に企画されたもの。
CMの対象となった「MICROLINE VINCI C941dn」は、LEDヘッドを採用したフルカラー電子写真方式のオンデマンドプリンタ。5色目のトナーとして、特色ホワイトまたは特色クリアーのトナーに対応する点が最大の特徴で、CMYKの4色で表現できなかった多彩な表現を可能にすることから、従来プリンタでは難しかったパッケージの試作品製作やツールの内製化など、さまざまな用途での活用が期待されている。
同コンテストには4チーム(95人)の学生が参加。授業の一環として同プリンタのデザイン表現力や媒体対応力などの魅力を表現するCMを、9カ月にわたり制作した。
審査に関しては、雑誌編集長やコピーライターのほか、同社から、栗本 清・取締役国内営業本部長など4名が担当。最優秀賞に、CG映像アニメーション学科とミュージック学科の15名で構成する「チームYoshida」が選ばれた。受賞作品は、豹にホワイトをのせ、ユキヒョウに変化していくことで、同機種のCMYKにホワイトを加えた5色が印刷できる特徴を表現した点が評価された。また、OKIデータ賞として「チームjumbo」が選出された。
なお、コンテスト参加作品は、2月中旬から、OKIデータのホームページやFacebookなどインターネットで紹介するほか、プロモーションに活用する方針としている。