ムサシは4月18日、イタリアSeiレーザーのシート型レーザー加工機「FLEXⅠ816T」の国内販売を開始した。
FLEXⅠ816Tは、加工のスピードや精度向上を図った高性能レーザー加工機「FLEXⅠシリーズ」の最新モデル。レーザー光の出力を強化して、従来機より加工スピードが約20％向上した。また、テーブルをスライドさせながらレーザー照射し、対象物との距離や照射角度の差異を軽減する「オンフライ機能」を採用。繊細で安定した加工を実現するなど、生産性と加工精度を高レベルで両立している。
またレーザー光を可動ミラーに反射させ照射するガルバノ方式を採用する「Ⅰ-SCANガルバノヘッド」は、レーザー特有の焦げを抑制した超微細カットが可能。カット、ハーフカットといった抜き以外に、繊細でデザイン性の高い表面彫刻加工も行える。
機械サイズは5000(W)×2230(D)×2670(H)ミリでスポットサイズは0.22〜0.38ミリ、ワーキングエリアは最大800×1600ミリ。さらにテーブルサイズを拡大して、より生産性を向上できる大型機もラインアップする。
同社では今後「レーザー加工と箔やスポットニスとのコラボレーションを企画していく」と述べる。
問い合わせは第二営業本部（TEL03-3546-7717）。
（2018年4月15日号掲載）
