富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ(株)(FFGS・東京都港区西麻布、辻重紀社長、TEL03-6419-0300)はこのほど、高画質と高速プリントを両立するLED-UV搭載のロール型インクジェットプリンタ「Acuity LED 1600R」を発表した。
最大1610ミリの広幅印刷でも色ムラを抑え安定したプリントを実現した新機種は、壁紙やサイングラフィックに好適。インクのカラーセットはCMYKとライトシアン、ライトマゼンタ、ホワイト、クリアの最大8色を用意。4〜8色を選択できることから、必要以上のコストやメンテナンスの手間を削減して効果的な運用を支援する。また、ホワイトインクとクリアインクの同時積層プリントで表現の幅を広げているほか、インクは「GREENGUARD Gold」認証を取得。学校や医療施設での使用にも向く。
メディア幅は297〜1620ミリで描画幅は最大1610ミリ。最高解像度1200×1200dpiの「高精細」時の生産性は7.2平方メートル毎時、600×300dpiの「高速2」時は33平方メートル毎時となる。サイズは3220(W)×830(D)×1450(H)ミリ。
(2018年2月15日号掲載)