EFI(本社・米国)とランダ(本社・イスラエル)は1月21日、ランダ「DFE」のナノグラフィック印刷ソリューションの一部として、デジタルフロントエンド(DFE)開発のためのパートナーシップ契約を締結。EFIのCEO、ガイ・ゲット氏とランダの会長兼CEOのベニー・ランダ氏は、ラスベガスで開催されたEFIの年次ユーザーコンファレンスのオープニングセッションで、今回の提携について発表した。
今回のパートナーシップ契約により、ランダの新しいDFEは、EFIのFiery技術を採用することが可能になり、超高速かつ完全な統合を実現するフロントエンドプラットフォームを提供できるようになる。ランダは、シート、ロール双方のパッケージ、軟包装、出版印刷でユニークな新機能を付加する、としており、具体的には、4~8色のデジタル印刷においてジョブデータの処理速度を向上するほか、色管理やジョブワークフローなどを統合するMISにも対応するなど、さまざまな効果がユーザーに提供できる、としている。
なお、新型のランダDFEは、今年の第4四半期にB1対応機がベーターテストに入る予定。
写真は左がEFICEO、ガイ・ゲット氏、右がランダ会長兼CEOのベニー・ランダ氏