ヨシモリ(株)(大阪市此花区北港、吉森正浩社長)はこのほど、見本帳を7年振りに刷新した。
同社は印刷用金銀ホイル紙や着色加工紙、各種特殊紙およびこれら粘着紙を製造。高い加飾性と独自性を有するヨシモリの加工紙を一挙収録した見本帳は、着想を得たいデザイナーやデザイン会社からの引き合いも多い。今回、商材の入れ替えと追加を目的に、構成を新たにした。
新見本帳は全6冊で構成。このうちシールは「金・銀」と「特殊紙」の2冊で、前回の見本帳から約20品が新収録となる。
シロギンやクロキンなど、ブックデザイナーの祖父江慎氏と共同開発した金銀紙「コズピカ」を初収録したほか、ウメ、コケ、ミナモといった和を連想させる中間色の色合いをメタリック化した「アートレスゴールド」も収めた。このほか刷新した部分については「これまで別注扱いだった『超強粘』を、比較的出る基材に絞って一部一般品扱いとしてラインアップした」(同社)としている。
請求は同社(TEL06-6464-3636)またはホームページ(http://www.yoshimori.co.jp/)。
(2017年12月15日号掲載)