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ゼネラル、ICタグ製造を開始 20年に年間20億個狙う

ゼネラル(株)(大阪市東区中央、髙嶋照仁社長)はこのほど、RFIDインレイ、ICタグの製造事業へ参入すると発表した。

サーマルリボンやカーボン紙の製造販売を行う同社は、グループ内のラミネート加工や薄膜コーティング加工、アルミ箔への高精細印刷技術を応用してアンテナ用フィルムロールを製造。今回、ICチップの実装装置を導入して、RFIDインレイとICタグ・ラベルの製造を開始する。
チップは耐久性が高く、重ね読みや金属・液体対象物の読み取り性能も持つ村田製作所製の「マジックストラップ」を採用。信頼性の高い国産ICタグ・ラベルで読み取り率100%の実現を狙う。
来年度には高速実装装置の導入で年間製造能力を拡大。3年後をめどにアンテナの印刷化やICストラップの開発で低価格化を実現させ、年間20億個の販売を目指すとしている。
 
(2017年8月15日号掲載)

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