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昇寿堂、ザイコンの長尺印刷で等身大ポスター B to Cビジネスに活用

(株)昇寿堂(東京都江東区牡丹、瀬戸良教社長、TEL03-3642-4596)は2月から、プロ野球やサッカーなど主にスポーツ選手を対象にした「等身大ポスター」の販売を開始。Amazonで、新たにB to Cビジネスに着手した。

同社は9年前から、「Xeikon 5000plus」を活用した新規市場開拓を推進。シームレスでの長尺印刷が可能な特徴を最大限に生かし、電車のダイヤグラム印刷を提案したところ大ヒット。5年前から販売している長尺カレンダーも好評だ。
今回は、これまで培ってきた企業向けの長尺デジタル印刷をさらに拡充するため、同社としては初の本格展開となる一般消費者に販路を拡大。最初に、長身選手が多いプロ野球に絞り、各球団との交渉を経て、直販と球団への間接販売の双方で販売を開始した。現在は、埼玉西武ライオンズなど4球団と契約が成立しており、最近では、スポーツカフェにも商品を卸すなど販売網を広げている。
瀬戸社長は、「企業間取引と異なり、コンシューマー向けビジネスは、煩雑な面も多いが、日々新たな学びが多く、やりがいを感じている。合成紙を利用した等身大ポスターは、耐久性も見栄えもよく好評。今後は、この超長尺シームレス印刷を武器にした等身大ポスターを一層広め、当社の柱の一つに育てていきたい」と抱負を述べる。
なお同社は、7月開催の「ラベルフォーラムジャパン2017」に出展し、同商品を紹介する。
 
(2017年7月1日号掲載)

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