(株)丸伸製作所(京都市山科区西野山射庭ノ上町、森幸夫社長、TEL075-583-5115)はこのほど、刃型の跳ね出しに使用される吐き出し用スポンジの新製品「レバルスリッチ」の販売を開始した。
吐き出し用スポンジは、ラベルを抜き加工した際に刃型からラベルを押し返し、ラベルが刃に貼り付くのを抑止するもの。従来品は硬度が高く、機能させるには抜き圧を上げる必要があったほか、長期保管すると固くなるといった難点があった。
レバルスリッチは、硬度を低減しながら落下したボールが跳ね上がるほどの高い反発性を両立。従来品よりも低い抜き圧で効力を発揮するため、のりのしみ出しを抑制する構造とした。また長期間保管しても固くなりにくく、経年変化に強い高耐久性で、在庫の廃棄ロスを低減する。
〈写真〉従来品より印圧をかけずに効力を発揮する
(2017年2月1日号掲載)