サンワサプライ㈱(本社・岡山市北区、山田哲也社長)はこのほど、スマートフォンなどをかざすだけで情報取得が可能なNFCラベル「MM-NFCT」(表面基材白無地)と、オリジナル画像やマークなどを印刷して同ラベルに貼付することで、オリジナルデザインのNFCラベルが作成可能な専用ラベル「MM-NFCLB」を発売した。
今回発売されたNFCラベルは、直径25mmの小型サイズで、壁面やカーブ面などにも貼付が可能。専用アプリでタグに書き込みたい情報を記録し、リーダー機能を持つスマートフォンなどをタグにかざすことで、簡単にアクセスしたい情報を見ることができたり、無線LANやBluetoothのオン・オフなどが可能になる。
使用例としては、スマートフォンスタンドに情報を書き込んだNFCラベルを貼付しておき、そのスタンドにスマホを置くと、自動でスケジュールアプリが起動したり、車載ホルダーに同ラベルを貼付しておき、同じくスマホを置くとマップアプリが自動で起動したり、という用途がある。
同社では専用アプリ「NFCかんたん設定アプリ」を用意。タスクを簡単にNFCラベルに記録できる。アプリはGoogle Playからから無料ダウンロードが可能。
さらに、同社は、白無地のNFCラベルの上にインクジェットプリンタなどで印刷可能な専用ラベルも発売。NFCラベルだけでは無味乾燥で、どの記録を書き込んだラベルか分からなくなりがちだが、オリジナルラベルを上から貼付することで、情報内容が分かり、見た目の印象も良くなる、としている。専用ラベルは、NFCラベルよりも一回り大きめサイズになっているため、NFCラベルの剥がれ防止にも役立つ。
同ラベルの印刷においても、同社ではテンプレートを用意し、簡単に作成できるようにしている。
NFCラベルは10枚入りで1995円(税込み)。厚みは0.6㍉で、スキミング防止用のアルミシート1枚を同梱している。
インクジェット印字可能な専用ラベルは、18枚入り(1シート6面付け×3シート)で735円(税込み)。強粘タイプでつやなしマットタイプとなっている。