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勝栄技研、「オールインワン」発売 後加工機 精度生む機能充実

(有)勝栄技研(埼玉県さいたま市緑区三室、渡辺勝社長)は今夏、A3サイズに対応したフラットベッドタイプの後加工機「Vorey DV-320」の販売を開始する。

同機は2ヘッドのプロッタユニットを備え、抜き加工からラミネート、カス上げ、スリットまで1台でこなす多機能型フィニッシャー。オプションで最大4ヘッド、15列スリットまで拡張可能と、中ロットでも加工工程でボトルネックとならずに運用できる高い生産性を備えている。
エッジセンサーで蛇行を検知しローラーが左右に動いて修正を行う「自動エッジ調整機構」をはじめ、カットテーブル上では無数の穴から用紙をバキューム吸引してズレを抑制。さらにカット機構の前後に設けたダンサー機構がウェブのテンションを一定に保つなど、カッティング精度を高めるためのさまざまな機能が盛り込まれている。
同機の最大カット幅は320ミリ、最大長は440ミリとA3サイズも対応。最大ロール径は450ミリ、最大スピードは毎分5メートル。ほかにもメカニカルシャフトやテンションブレーキを標準装備、カット位置調整はコントロールパネルで容易に操作できる。
サイズは1580(W)×900(D)×1360(H)ミリ。問い合わせは同社(TEL048-874-7782)まで。
 
(2016年7月15日号掲載)

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